エマメイコーポレーションというちょっと変わった社名。この「エマメイ」という名は川魚のヤマメ（Ｙａｍａｍｅ）のアルファベットを逆さまに読んだもので、ＭＢＡ留学費用ねん出のため、リクルートを退職して２年半、養殖に取り組んだことにちなんでいます。リクルート時代からのメンターだった藤原和博氏（前杉並区和田中学校長）によって命名されました。

そのＭＢＡ留学で、私は妙なことに気づきました。ケースメソッド（事例研究）による討議によって進行する授業は非常に斬新で満足のいくものでしたが、そこで使われたケースが、いわゆる新卒向け求人誌の企業紹介の「つくり」に非常によく似ていたのです。 さらに私は大学時代から企業オタクで創業の物語や、開発秘話、企業戦略といったエピソードが大好きだったこともあって、専攻だったマーケティングとともにケースライティングに夢中になりました。ビジネススクールの２年間で６００ものケースをこなしましたが、同時に忙しいビジネスパーソンの１日、２日の研修の中で、ケースメソッドの効果を最大に上げる方法はないものかを模索していたのです。

そして、行きついた結論は、企業様の規模、業界、現状、課題、具体個別性に配慮したオーダーメイドのケースを、取材を重ね作成することでした。 このオーダーメイドの研修サービスを１９９４年に開始して以来、売上１０兆円の製造業から同７億円の輸入代理店に至るまで、さまざまな規模、業種のマーケティング、営業、マネジメント研修のお手伝をして参りました。 また、ケースライティングの延長で、十数冊のビジネス書を出版し、ベストセラーにも恵まれまれております。

是非、御社の現状にフィットしたオーダーメイドの企業研修を私どもにサポートさせてください。

エマメイコーポレーション大塚　寿